シューマッハカレッジ
体験リトリート@BROWN'S FIELDと
オンラインプログラム 20212021.7.11〜7.17
Hello!
毎年、巡礼のように行ってきたシューマッハカレッジ体験ツアー。コロナ禍で去年初めて断念して、今年も英国に行くのをやめて、日本で今までにないものを創造することに決めた!シューマッハカレッジ Schumacher Collegeとは「町の近郊に広がるダーティントンの森のなかに、生徒数わずか50名のユニークすぎるカレッジ(大学院大学)がありまして、それがシューマッハカレッジ。
インド人の哲学者サティシュ・クマールさんが今から25年ほど前に創立し、経済や科学、農業や心理学などを横断的に身につける Holistic Science という学問体系を核にカリキュラムが組まれています。
ソーシャルデザインやローカルエコノミー、有機農業など、近年日本でも注目されている(そして僕がずっと関わっている)領域を体系化した先駆的な研究機関・コミュニティ。」以下の記事も参考に!→ 効率ではなくつながりに比重を置いた教育を。「シューマッハ・カレッジ」に行って、僕が体験してきたこと。 #ソーヤー海の共生家革命日記
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シューマッハカレッジの大事なエッセンスは、ホリスティックな(全体性)教育と、コミュニティ。Head, Heart, Hand(頭、心、手・身体)すべてを大切にし、全身を使って学び、実践すること、自分自身について、社会について、それを支えるいのち、生態系の繋がりに、気付くこと。小さな学びのコミュニティと共に多様な分野に触れあいながら、ひとりひとりの自発性や、内発的な動機を大切にし、それらが繋がり合って生まれる集合的な叡智を祝福すること。そこから生まれる、この時代に必要な新たなイノベーションを、世界に表現していくこと。そんなシューマッハカレッジの経験豊富でユニークな教授たちによるオンラインセッションを体験しながら、いすみの多彩な仲間と共に日本版のホリスティック教育(Soil Soul Society)を大好きなブラウンズフィールドで融合する新企画!そこに参加するひとりひとりが持つ、それぞれの人生、いのちにとって大切な問いを中心に、僕の大先生の一人サティシュ・クマールと対話したり、地球の歴史を体感するディープタイムウォークを海沿いで歩いたり、ジョナサンと命の経済と教育学について学んだり、歌手の鈴木重子さんとボイスワークをしたり、アーティスティクな農的暮らしを極めてきた中島デコさんと手仕事をしたり、農と食を実践しながら哲学をしたり、みんなで対話をしたり、ディスカッションをしたり、そして、愛のこもった美味しいご飯を頂いたり。これからどう生きるか、どういう社会を育てていくか、そしてそのためにどのような教育をデザインできるかなど、大切なテーマを、探求する深くて楽しい旅へのお誘い。コロナ禍、気候変動、生物の絶滅、社会不和、監視資本主義、生きづらさ、さまざまな人類の未来を大きく変えている流れの中、僕たちが幸せで安心できる新たな時代の流れを創造する学びと実験の場が必要だと強く感じている。僕たちの野望として、いすみ市にシューマッハカレッジのような大学、Ecoversity(エコバーシティ)をつくりたいと思っていて、今回のオフラインリトリートとオンライン講義のハイブリッド企画も、その大きな一歩だと感じている。リトリートがおすすめだけど、シューマッハカレッジの素敵な先生たちによるオンラインセッションだけを受けることも可能だよ。
英語で行われるシューマッハカレッジの全セッション通訳付き!
この呼びかけ(Calling)に心惹かれる仲間たちと、楽しみながら、時には嘆きながら、
共に、より素敵な世界の探求をしていけるのを楽しみにしているよ。
ソーヤー海、寺社下 茜
開催概要
① リトリート @ Brown's Field @千葉県いすみ市
シューマッハカレッジオンラインプログラム+ブラウンズフィールド宿泊+いすみ特別プログラム(6泊7日):18万円
数人限定ですが、テント泊または車中泊をしたい方は、3万円割引(=参加費15万円)のオプションがあります。ご相談ください。含まれるもの: ブラウンズフィールドの「慈慈の邸」での宿泊、企画中の交通費、食費、シューマッハ・カレッジの5日間オンラインプログラム(サティシュとの時間も)、通訳、案内
含まれないもの: 集合場所までの交通費
定員:15人
スケジュール詳細:
7月11日(日)14時〜 7月17日(日)13時
7月11日 13時 長者町駅集合(送迎希望者のみ)、
14時 ブラウンズフィールド到着、自己紹介と夕ご飯
7月12日〜7月16日 シューマッハ・カレッジ+いすみの特別プログラム
7月17日 13時 解散
新型コロナウイルスに関して、基本的な感染予防対策をした上で開催しますが、
宿泊の部屋は2人で一部屋の相部屋になるので、
気がかりがある場合はオンラインプログラムへの参加をおすすめします。
② 夜開催のオンラインプログラム
シューマッハオンラインプログラムのみ参加(5日間):7万円
含まれるもの: シューマッハ・カレッジの5日間オンラインプログラム(サティシュとの時間も)、通訳、オンラインファシリテーション
*セッションは録画をし、6ヶ月間アーカイブ視聴ができますので、リアルタイムでなくても参加可能です。
定員: 20人
スケジュール詳細:
7月12日(月) 〜 7月16日(金) 毎日 18:00~20:30 シューマッハカレッジオンラインプログラム
キャンセルについて
10日前まで:30%
10日前以降:50%
5日前~当日:100%
※学生や若者また資金的な理由で参加に関して難しさを感じている人にも、参加してもらいたいという想いから経済的なサポートの方法を考えている。相談や質問、分割希望などあれば、フォーム入力の上、メールで相談してね。
プログラム・講師紹介
シューマッハカレッジオンラインプログラム
いすみリトリートプログラム・オンラインプログラムどちらに参加しても受けることができます。※今回、サティシュさん含め、シューマッハカレッジの教授たちのセッションはすべてオンラインとなり、来日の予定はありません。シューマッハのエッセンス、Soil, Soul, Societyと問答
with サティシュクマール
イギリスの思想家。インド西部ラージャスターン州の町シュリー・ドゥンガルガルで生まれ、9歳で出家しジャイナ教の修行僧となる。18歳のとき還俗。マハトマ・ガンディーの非暴力と自立の思想に共鳴し、2年半かけて、核大国の首脳に核兵器の放棄を説く1万4000キロの平和巡礼を行う。1973年から英国に定住。E.F.シューマッハー(イギリスの経済学者、『スモール・イズ・ビューティフル』の著者)とガンジーの思想を引き継ぎ、イギリス南西部にスモール・スクールとシューマッハー・カレッジを創設。エコロジー&スピリチュアル雑誌「リサージェンス(再生)」編集長。ディープエコロジー
with ステファン・ハーディング
ステファンは、1953年にベネズエラで生まれ、6歳のときにスペイン語を母国語とする父親と家政婦とともにイギリスに渡った。 子供の頃から自然界に深い興味を抱いていたステファンは、科学的な思考を持つようになり、ダラム大学で動物学の学位を取得した後、オックスフォード大学でホエジカの行動生態に関する博士号を取得。博士号取得後はベネズエラに戻り、スミソニアン研究所のフィールドアシスタントとして、熱帯雨林と低地平原における哺乳類の多様性を研究した。ステファンは、コスタリカの国立大学で野生生物管理の客員教授に任命され、2年間滞在した後、1990年にシューマッハ・カレッジの創設メンバーとなった。シューマッハ・カレッジの最初の教師はジェームズ・ラブロックで、彼とは長期にわたる友情と科学的な協力関係が続いており、オスロ大学のArne Naess Chair in Global Justice and the Environment(地球規模の正義と環境のためのアルネ・ネス講座)の創設委員長に共同で任命されている。著書に『Animate Earth: Science, Intuition and Gaia』(Green Books)、編著に『Grow Small, Think Beautiful』(Floris Books)。また、Angel TVが制作したドキュメンタリー映画「Animate Earth」の脚本と司会を担当している。今年後半には、Inner Traditions Internationalの一部門であるBear and Co.から新刊『Gaia Alchemy』が出版される予定。ホリスティックな教育学と経済学
with ジョナサン・ドーソン
持続可能性の教育者であり、グローバル・エコビレッジ・ネットワークの元会長。アフリカや南アジアの小企業開発の分野で、研究者、著者、コンサルタント、プロジェクト・マネージャーとして約20年の経験を持ち、カレッジに参加する前は、フィンドホーンのエコビレッジに長期滞在していた。シアター(演劇)を取り入れた教育にも精通している。ジョナサンは、ガイア・エデュケーションの持続可能な経済カリキュラムの主要著者であり、世界中のエコビレッジでのベスト・プラクティスを取り入れている。ジョナサンはこのカリキュラムをブラジル、スペイン、スコットランドの大学、エコビレッジ、コミュニティセンターで教えている。
(テーマはお楽しみに!)
サラ・エリサ・ケリー
文化理論と批判的思考のバックグラウンドを持ち、特に脱構築とフランスのフェミニズムの分野における意味形成の哲学を専門とする。その後、アルゼンチンとイギリスでハンドペーパーメーカーとしての訓練を受け、その過程で手触り感のあるテキストベースの芸術活動を発展。ロイヤル・カレッジ・オブ・アートで文化理論と環境人文学を専攻した彼女の博士論文では、時間、感情、内面化された資本主義、関係性の相互関連性などの物語が、どのように生態系の危機を引き起こすかを探求してきた。彼女の研究は、破壊的な芸術的思考、オルタナティブな想像力の実践、未知の形態、非支配的な文化的コスモロジー、そして日常的な創造的抵抗のモードを多用している。また、サラはソマティックな動きの訓練を幅広く受けており、身体性と体現することの探求に情熱を注いでいる。ムーブメント・メディスン学校の見習い教師であり、"Embodied Ecologies "という名前で、シェアリング・サークルやエコソマティックな探求を行っている。
ファシリテーター
キャロライン・ウォーカー
キャロライン・ウォーカーは、南インドの農村で8年間、村の健康と開発プロジェクトに携わった後、1987年に英国に戻り、デボン州ハートランドにあるシューマッハの影響を受けたスモール・スクールで14年間教鞭をとった。 数年間、地域再生プログラムに携わり、デボンのマーケットタウンの持続可能な未来を促進してきた。 2002年よりシューマッハ・カレッジでファシリテーターを務める傍ら、フリーランスのライター、リサーチャー、地元の慈善団体での連続ボランティア活動を行っている。2020年には「Love Made Visible: The Life and Work of Dora Scarlett』を出版。この本は、タミル・ナードゥ州の遠隔地で40年以上にわたって無料の医療サービスを提供したクリニックを運営した、素晴らしい女性の伝記となっている。"私にとってシューマッハ・カレッジでのファシリテーションは、世界中の人々と出会い、参加者やチューターと協力して、真に変化に富んだ学習体験を生み出す素晴らしい機会です。
※その時、その教授にとって一番熱があることをテーマにセッションを行ってもらうことや、場にどんな関心や熱があるかも大事にするため、内容は多少変更になる場合があります。いすみでの学び・リトリートプログラム
学びの導き手ひとりひとりについてより深く知りたい方は、それぞれの名前をクリックしてください。主催者、ファシリテーターについて
ソーヤー海 Kai Sawyer
主催、ファシリテーター東京アーバンパーマカルチャー創始者 1983年東京生まれ、新潟、ハワイ、大阪、カリフォルニア育ち。カリフォルニア州立大学サンタクルーズ校で心理学、有機農法を実践的に学ぶ。2004年よりサステナビリティーの研究と活動を始め、同大学で「持続可能な生活の教育法」のコースを主催、講師を務める。元東京大学大学院生。パーマカルチャー、非暴力コミュニケーション、禅、ファシリテーションのワークショップを行ったり、気候変動活動x若者のエンパワーメントを海外からの依頼・支援を受けながら楽しく活動している。自称活動オタク。より愛と平和のある社会を自分の生活で実践しながら、社会に広めている。寺社下 茜 Akane Jishage
主催、ファシリテーター1996年 名古屋生まれ。高校卒業後、紛争解決と平和を学ぶためニューヨーク州立大学へ入学するも、半年で退学、自らの変容から始まる社会の変容を探求すべく、「地球大学生」として、パーマカルチャーサイトでの住み込み、タイでの巡礼や、カナダの先住民との出逢いを経て、いすみ市へ移住。2018年より、東京アーバンパーマカルチャーツアー事務局を務める。現在は、いすみ市の古民家に暮らしながら、ダンスや絵、プロセスワーク、対話、畑、田んぼなどを通じて、すべての存在に居場所があり、いかしあう世界の兆しを育てている。野崎安澄 Azumi Nozaki
オンラインファシリテーター1978年東京生まれ、愛知県在住。4人家族(夫・男子2人)+チワワ暮らし。ライター/家族を愛して世話する人/2018年より/NPO法人セブン・ジェネレーションズ理事/愛知アーバンパーマカルチャー発起人/育自の魔法ファシリテーター小・中・高とキリスト教系学校に通い、授業で学んだ南北問題、環境問題・政治に興味を持ちました。2001年立教大学史学科を卒業。『個をあるがままに生かす』という創業理念に共感して、リクルートマネジメントソリューションズ(株)に入社。人材育成・研修・人事コンサルティングアセスメントの営業をしていました。結婚を機に退職し、中国天津で2年ほど暮らした後、帰国。イケメン男子2人を出産しました。2015年末、初めてチェンジ・ザ・ドリームシンポジウムを受け、2016年のゲームチェンジャーインテンシブコースへ参加したことにより、人生が大きくシフトしました。1人1人がそのままで認められ、あるがままに生きられる社会。そんな未来の出現のために、自分のできる役割を果たしていきたいと思っています。
Update / News!
1.希望者向けに、参加者事前顔合わせを企画しています
7/2 (金) 20:00-21:30 と、7/3 (土) 10:00-11:30 の2回、
それぞれ、簡単な自己紹介や質問、なにに導かれて(惹かれて)このプログラムへ?など、
分かち合えたらと思っています^^お申込み
お問い合わせ
不明な点や相談などありましたら、こちらにご連絡ください。
連絡先:tup.tour@gmail.com(寺社下茜)